先月末、横浜市立中尾小学校の「読書集会」を見学させて頂きました。
図書ボランティアの皆さんが『二番目の悪者』(林木林・作/庄野ナホコ・絵)を体育館で上映し、全校生徒を前に朗読する催しです。
おじゃまするまでは紙人形劇のようなものを想像していたのですが、
なんと大人くらいの大きな「金のライオン」がいすに座っているではありませんか!
大道具、小道具、演出、効果音、BGM、すべて揃ってまるでミニシアター。
絵本の中に登場する動物などが、布や紙、毛糸などでつくりこんであって、感動してしまった。
350人ほどの子どもたちも、しーんと聞き入っていました。集会後には感想文を書いているクラスもあったようです。
図書ボランティアの方によると、
『二番目の悪者』は、通常は高学年生への読み聞かせに使っているそうですが、
「今回のように劇風に見せることで、低学年にも物語がより伝わりやすくなったのではないか」とのこと。
熱のこもった読書集会を見られて嬉しい一日でした。ありがとうございました。