とにかく私は方向音痴。数回行ったことのある場所でも道に迷える自信があります。
そんな私ですから、池袋駅からさほど遠くない「古書ますく堂」さんに伺うのだって
もちろん一筋縄ではいかなかった。
道のところどころにある住所表記「西池袋3-25」やら「3-23」やらをたどりながら
同じ界隈をぐるぐる2回。ようやく「古書ますく堂」の黄色いのぼりを見つけた時には
「あったぞーー!」という^^発見の喜び^^が。
こういうのって、悪くないですよー。
「たどり着けて嬉しい古書店」と呼んだら、ますく堂さんに怒られるかなぁ。
でもこれ、意外と楽しいです。
スナックだった場所をそのまま使っている店内には、本がぎっしり。
新刊も置いているので、『青のない国』もあります!。
これまで古書店にはほとんど行ったことがなかった私ですが、
本好きの人が来るに違いないと思わせる佇まいも、魅力のひとつだと思います。
都内や地方の古本市に出かけて本を売ることもあるますく堂さん。
「交通費って嵩むとイタイですよね~」「削るとしたらやっぱり食費からになりますよね~」
「私インスタントラーメンばっか食べてます!(←これは小さい書房・安永の発言でございます…)」
などなど、お互い笑いながらうんうん頷きながら話し込んでしまった。
最後に。ますく堂の本を買ったらついてきた栞がかわいかった。
懐かしい感じのする店内と、ステキデザインの栞という組みあわせ、いいなぁ。
栞の裏には店までの地図と「ぐうたら店主 増田啓子」と書いてあり、
ますますまた『青のない国』を届けに来たくなりました。