仕事でこれまで2回、
「どこの馬の骨ともわからないあなたに…!」と言われたことがあります。
1度目は前職の記者時代。
前任者(有名な方の子供)から引き継いで初めて取材先を訪ねた時に、開口一番
「どこの馬の骨ともわからないあなたと、なんで話さなきゃならないんですか」と言われました。
そりゃー頭にきたし、「ナニクソ!」と思いましたけど。
その後この取材先に何度も通い、うち解けて貰えてからは、
私なんてよく考えてみると、どこぞの馬の骨 に違いないわ!と納得したものです。
2度目は今の「小さい書房」を始めてから。
ある方から「どこの馬の骨ともわからないあなた(→小社)に、よくぞあの人が
本を書いてくれましたね-」と言われました。
著者を褒め称える言葉でした。
その通り!既に活躍している著者だけに、駆け出しの小出版社からのオファーは断わる選択肢もあったはず。
人間としてもかっこいいと思う著者に出会えて本当に嬉しいです。
その本を刊行するのは、春です。
私にできるのは、どうやったら広く、末永く、読者のもとに届けられるか、考えること。
毎日毎日、考えています。