『歩くはやさで』(松本 巌・堺 直子著)原画展にお越しいただいた皆さま
本当にありがとうございました。
~山陽堂ギャラリーノートに寄せられたご感想より~
○「効率の良さとスピードを手に入れて、それが本当にいつも必要なのか、絶対なのか、
考えるようになったのだと思います。
たくさんのものを提示されて、選ぶ自由がある。楽しいことです。
でも選ばされているのかもしれない、知らず知らず。
選ぶ主体である自分をしっかりつかんでいないといけないと思います。
ぜひいろんな言語で、世界中の大人の人に読んで欲しいなと思いました」
○「便利も時には必要。でも全てがそうなってしまった時、
人間は人間として生きていられるのだろうか。<豊かさ>を得られるのだろうか、
とふと考えさせられました」
○「絵の前で目を閉じて、久しぶりにゆっくり考え事をしました」
中には、中3、高1、春から社会人になる大学4年生など、
若い世代からも丁寧な感想が寄せられていました。
原画展に来て涙を流していたという女性は、今頃どうしているかなぁ、と思いつつ。
それぞれの方に何かが残る1冊となれば嬉しいです。