来月3日に、東京・千駄木のお寺で開かれる本の縁日に、小さい書房も出店します。
きょうは事前説明会があったので現場のお寺に行ってきました。
千駄木というと、「谷根千(やねせん)」エリアとして、下町情緒あふれる街並が紹介されることも多いですね…
いや、知ったかぶりをしましたが、私も「やねせん」って呼び方、前は知らなかった!
「やねせん」は谷中・根津・千駄木をまとめた通称で、それぞれの頭文字です。
さて、せっかくの「やねせん」だもの。説明会の前に街をてくてく歩き回ることに決めた。
あちこちに神社や寺があって、通りには、地元のお祭「下町まつり」ののぼりがたくさん。
ところで街を知るには、その街の古い店でご飯を食べるのが、我が信条。
で、ふと目に留まった喫茶店へ。もう3時前だったので、「ランチやっていますか」と尋ねると、
たばこ片手の銀髪の店主から「はい」と短い返事。あぁよかった。
「チキンカツランチ スープ・コーヒー付きで810円」を注文。
なぜ中途半端な額「810円」?と思いながら、テーブル横の棚を見ると、
懐かしいモノがぎっしり詰まっていた。
使い古されたルービックキューブ、お手玉、コマ、竹久夢二に、土産風の飾り人形、お菓子のおまけ、etc.…(下記写真)
店内には、ずっとクラシック音楽が流れている。こじんまりした店のわりにはスピーカーが大きい。
夫婦で店をやっていて、経費を計算しているのか奥さんがパチパチとそろばんを弾く音と、
クラシック音楽が合わさって聞こえるのが、不思議と心地いい。
ほかのお客さんも店内の雰囲気に興味がある様子で、
「ここは何年やっているんですか」と店主に聞いていた。
店主:「40年です」
客:「やっぱり(近くの)東洋大学の学生さんとか来るんですか」
店主:「いや、もう最近は学生さんはほとんど…」
店の歴史は40年。チキンカツも食後のコーヒー(マンデリン)もとっても美味しくて、
これで810円なんて、店主の誠意が詰まったようなランチだった。
(喫茶店の住所は「白山」だったので、「谷根千のすぐそば」です)

その後に出た「本の縁日」の事前説明会では、出店者が用意するものなどを確認。
いくつかあるけど、そのうちの1つが「看板」。うーーん。小さい書房の看板、作るしかないかなー。
こういう時、器用な人が羨ましい。
11月3日のイベント「しのばずくんの本の縁日」@養源寺 詳細は→http://sbs.yanesen.org/?p=4396